AirMac ExpressのAirPlay、WDS、AirTunes

AirPort Express001
新型の第二世代Apple TV、iOS 4.2で話題のAirPlayはiPhone、iPadやiTunesにある動画や曲などのデジタルメディアを無線でテレビやスピーカーから出力させることができる機能です。Apple TV=AirPlayな感じですがAirMac Expressを接続したスピーカーでも音声をAirPlayすることが可能です。Apple TVやAirPlay対応スピーカーばかりでAirMac Expressでも使えるということはほとんどプッシュされていませんよね。


AirMac ExpressをWi-Fiネットワークに接続しAirPlayを使ってみます。

スクリーンショット(2010-12-07 23.21.05)
AirMac Expressをコンセントに接続するとAirMac Expressが検出されるので続けるから設定を行います。

スクリーンショット(2010-12-07 23.24.50)

スクリーンショット(2010-12-07 23.25.38)
今回はAirMac Expressを無線LANルータとしては使用しません。

スクリーンショット(2010-12-07 23.32.17)
AirPlayを使用したいデバイスで使っているネットワークを選択しましょう。

B_L__B
設定が完了するとこのようにAirPlayアイコンが出てきます。iPod以外にもボッドキャストやビデオ、iTunes Store、YouTubeを迫力のサウンドで聴くことができます。サードパーティー製のアプリ、たとえばゲームアプリなどでもAirMac Expressを接続しているスピーカーから音を出すことができますが遅延があるので今のところは使えません。

AccuRadioなどのラジオアプリは流しっぱなしなので遅延があっても関係ありませんね。

ちなみに接続はアンプに接続しているのみでAirPlayを使用するのにEthernetポートに接続する必要はありません。

ちょっとした時間に音楽を聴く場合にわざわざパソコンをスリープからでも立ち上げるのがありえなくてAirTunesを使ってこなかったんですが、さっと起動し持ち運びにも便利なiPhoneなどiOSデバイスで使えるAirPlayは最高です。


次はBaffalo製の無線LANルータWHR-HP-GとAirMac ExpressをWDSで接続してみました。要するにWHR-HP-Gが飛ばしている電波をAirMac Expressに接続させてAirMac Expressを無線LANルータとして使用できるようにしました。他社製のルータでも接続できるようです。

WHR-HP-G側の設定
・AOSSをオフ
・セキュリティはWEP
・WDSを有効にする
・AirMac ExpressのMacアドレス(AirMac ID)をアクセスポイントに入力
・チャンネル設定(AirMac Expressと同じに) 

AirMac Express側の設定
・ワイヤレスモードでWDSネットワークに接続を選択
・WDSのモードでWDSリモートを選択
・WDSメインにWHR-HP-GのMacアドレスを入力
・チャンネルを親機に合わせる
・セキュリティはWEP

かなり簡単にWDSで接続することができ、AirMac Expressにノートパソコンを無線接続してみたところ自分の環境では速度が親機で無線接続した場合の1/3以下でした。まあ無線を無線で接続しているので当たり前ですね。
それとWHR-HP-Gは802.11nに未対応なのでAirMac Express側は802.11g/b接続になっている?と思います。セキュリティに関してはよくわからないんですがWHR-HP-GがWDSではWEPしか使えないようなのでAirMac Express側もWEP以上のセキュリティは使えないみたい。

AirMac Expressを無線LANルータとして使用している場合はスピーカー名がBase Stationに。


最後にiTunesの曲をAirMac Expressに飛ばすAirTunesを試してみました。家のすべての無線LANルータの電源を切ってWi-Fiネットワークがない状態で使用することができました。AirPlayとは違いAirTunesはネット環境がなくても使用できるということですね。

スクリーンショット(2010-12-07 23.48.48)
ただ購入してきてコンセントに接続させてすぐにAirTunesが使えるわけではなく、最初にAirMac Expressの設定をする必要があります。


(追記11/8 2:47)
スクリーンショット(2010-12-08 2.43.58)
AirMac Expressの電波が届く範囲にあるパソコンでAirTunesに接続されないようにするためにはスピーカーパスワードを設定しておきましょう。


(追記11/8 12:25)
AirPlayと同じくiOS 4.2でもう一つの目玉機能AirPrintについては以下のブログを参考にさせてもらいました。現在対応プリンタがHPの一部のプリンタのみ対応していますがAirPrintに未対応のキャノンやエプソンのプリンタで使用することができました。



(追記12/16 20:15)
WDS.001
上の図のようにパソコンをAirMac Expressへ有線で接続も可能でした。その場合の速度はWHR-HP-Gに無線接続した場合とほぼ同じ速度がでました。

WDS.001
次に、これは同じLANを使っているので当たり前かもしれませんが、灰色の矢印のパソコン同士で共有することができ、たとえばiTunesのホームシェアリングが可能でした。
それとWHR-HP-Gに有線で接続しているパソコンのiTunesからのAirPlayもできました。もうひとつはiPhoneをどちらのルータに接続している場合に関係なく、iPhoneのRemoteアプリでどちらのパソコンともiTunesへ接続することができました。



(追記 11/9/23)

Screenshot(2011-09-23 18.49.23).jpg
WHR-G301Nを購入したのでWHR-HP-GとWDSで接続してみようとしたところこちらにあるように以前の機種と現在の機種ではWDSの規格が違うようでWDSで接続することができませんでした。WHR-G301Nなど現在のWDSは中継機能、WHR-HP-Gはリピーター機能と呼ばれています。WHR-HP-Gを親機にして離れた場所でWHR-G301Nに接続したかったんですが。。


Screenshot(2011-09-23 18.57.49).jpg
そういうことなのでWHR-G301Nと中継機能の互換性があるのはWLAE-AG300NとWHR-G301N、WHR-HP-G300N、WHR-HP-GN、WZR-HP-G301NH、WZR-HP-G302Hのみでそれ以外とは互換性がありません。もちろんAirMac Expressと接続することも不可能。WHR-G301NをWDSさせたい場合はWHR-G301Nをもう一台購入するか中継機能の互換性のある上の他5機種の購入。WHR-HP-GをWDSさせたい場合はWHR-HP-Gをもう一台するかリピーター機能対応の機種を購入もしくはAirMac Expressとなりますね。WHR-G301NのWDSではWHR-HP-Gのときと違いTKIPやAESなどのセキュリティに対応し中継機能の設定もAOSSをお互いに押すだけで設定できるようです。

(追記)
WHR-G300Nのエアステーション間設定について - Apps Core


それとこれは備忘録なんですがPS3のウイイレオンライン対戦のラグ、遅延について。
ウイイレに限らずそのオンラインプレイヤーのネット環境はさまざまなのでラグ、遅延の原因は難しいものです。ひかり回線の有無は関係なく速度は1Mも出てれば十分だとか、回線のいいほうが損をするなどどれが真実なのかわかりませんよね。自分の場合ルータの接続方法を変更すると快適にプレイできるようになったので書いておきます。
以前は快適にプレイできていたのにいつからか微妙にノロノロで快適さが失われて負けが続くようになり以前の接続に戻してみると復活し勝てるようになりました。それはPS3に接続しているWHR-HP-Gを本ルータとしないということでした。NTTからレンタル?のルータからWHR-HP-Gをブリッジ接続して無線でPS3に飛ばしていたときは快適で、そのWHR-HP-GのLANポートに有線でパソコンを接続するとおそらくパワーが分散されるのかウイイレの快適性が失われてしまいました。ちなみにパソコンの電源を入れていない状態でもダメでした。なので有線で繋いでいるパソコンはNTTのレンタルルータに接続します。
ただうろ覚えですがデメリットもあってNTTのレンタルルータに有線接続しているパソコンとブリッジ接続しているWHR-HP-Gに無線で接続しているパソコンやiPhone、iPadはiTunesのホームシェアリングやRemoteアプリなどの無線共有ができなかったように記憶しています。

     
スポンサードリンク
スポンサードリンク

0 件のコメント :