Blogger カスタムドメインに移行しました&導入までの経緯

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2008年12月から大きな不満もなくこのBloggerでブログを書いてきましたが、Bloggerの国別ドメインへリダイレクトされる仕様変更に慣れず、今回独自ドメインを購入するに至りました

今年の3月くらいでしたか、Bloggerの仕様変更でページのリンクが国別ドメインへリダイレクトされるようになりました。いままでBloggerのドメインは「blogspot.com」だったのがアクセスした国別のドメインで表示されてしまうようになったんです。 

たとえば日本からBloggerのページを開くと「blogspot.jp」と表示されます。アメリカはそのままの「blogspot.com」、イギリスは「blogspot.uk」というように「blogspot.com」を開いた後にそのアクセス先の国のドメインへリダイレクトされるようになりました。

 これが行われるとなにが起こるかというと 

1. ソーシャルアカウントがリセットされる

2. ソーシャルアカウントが分散する 

というようなことが起こります。ソーシャルアカウントがリセットというのはTwitterとかFacebookとかGoogle+などのいままでの共有数が0になるということです。いままでは「blogspot.com」でカウントしていたのがアドレスが変わってしまったんだからこれは当たり前ですね。 

もうひとつのソーシャルアカウントが分散するについては、たとえばアメリカのBloggerのウェブサイトをアメリカから共有した場合と、イギリスから共有した場合があったとして、これまでは共有数2とカウントされていましたがイギリスでは「blogspot.uk」のアドレスで共有されてしまうのでそれぞれのアドレスへ共有数が分散されてしまいます。 

これは僕自身も経験していてリダイレクト以降「appscore.blogspot.com」と「appscore.blogspot.jp」へ被リンク数が分散していました。これはアメリカからと日本からの共有先の違いではなくて、おそらくですがブログに貼ってある共有ボタンから(.jp)とRSSからの共有(.com)で共有されるリンクが違っていたと思われます。もちろん対策はあるんだろうけど今回のカスタムドメインの購入を選択しました。

このブログはアクセス数も少なく、TwitterやFacebookなどの共有数も少ないのでそれほど大事に至るわけではないけれどやはり精神衛生上よろしくないし、共有されるとやっぱりうれしい。そんな共有してくれた大事な被リンクを分散させてはいけません。 

自分がこれは役に立つとかおもしろいと思うものをこのブログで紹介していますがやっぱり「いいね!」とかで感情の共有ができるとすごいうれしい。これをおもしろいと思うのは自分だけじゃなかったって。 

それで今回のカスタムドメイン購入に至るわけです。もちろんカスタムドメインにするとアドレスが変わるのでいままでのソーシャルアカウントは非常に残念ですがリセットされます。 

で、カスタムドメインを購入するわけですが料金やサービスを考え、候補としてバリュードメイン、ムームードメイン、スタードメインそしてBloggerでの購入の4つに絞りました。

 ・バリュードメインやムームードメインは、Bloggerでドメインを使用しているユーザーが多くネット上に参考記事が豊富で初心者でもスムーズに独自ドメインへ移行できる。

 ・スタードメインはまだ新しくBloggerの参考記事が少ない。スタードメインではドメインを購入するとレンタルサーバーが無料で付いてくるのでレンタルサーバー料金が不要。そして上の2つと比べてわずかに料金が割安。 

・Blogger内での購入は、円高なので料金がダントツで1番安い。手続きをすべてGoogleが行ってくれるので、Googleアカウントで購入からドメイン導入まで行うことができ簡単。 というようなメリットが上げられます。

「.com/.net/.info/.org」など一般的なドメインの料金についてはバリュードメインとムームードメインが950円/年、スタードメインが1年目680円で以降920円/年、Bloggerが$10/年。どれも年間1000円未満の料金ですから料金で購入先を決めるということにはならないでしょう。ただスタードメインのサーバー付きというのはコストパフォーマンスとして優れていて購入先を決める上できっかけとなるには十分だと思いますね。 

それでは僕が購入するに至ったBloggerで、購入するデメリットを列挙し他の3つと比較してみます。 

・Bloggerがアメリカのドメイン会社(eNom)の仲介に立ち購入、設定してくれるが、eNomのホームページが英語でサポートが不安(ただネット上には日本語でeNomを取り扱っているブログはある)

 ・サブドメイン作成も英語なので不安。

 ・将来的にもしドメイン移管をする場合、その方法が英語なので不安。

 ・将来的にもしBloggerからブログを移行する場合、eNomで手続きしなくてはいけないがこれも同じく英語なので不安。 

などが上げられますが、やはりアメリカの会社なのでサポートが不安ということがあります。逆にこの条件に当てはまらなければ他に大きな不安ということはないのではないでしょうか。 それで僕はこのデメリットと、導入の簡単さを考えてBloggerで購入しました。以下簡単な購入経緯を説明したいと思います。Bloggerでドメインを購入した例ってあまりなかったから。

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Bloggerの設定>基本からカスタムドメインを購入します。購入したいドメインを入力し、登録可能なら購入することができます。この画像にもあるDNS制御とドメイン管理がドメイン移管やサーバー変更などの設定を行うところですが英語のサポートとなります。 

その他、追加費用なしでGmailやGoogleカレンダーなどのサービスを利用できます。たとえばGmailを独自ドメインで使用することなど。これはBloggerで購入しなくても独自ドメインを持っていれば使用することができます。

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 購入はGoogle Checkout経由で購入するのでGoogle Checkoutを使用したことがないのであればクレジットカードで登録します。上の画像はVisaとMasterCard、American Expressの場合の取引明細の表示です。

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名前や住所、メアドなどを入力してeNomに登録します。タイプは個人ならPersonalでいいでしょう。

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そして注文。料金は円高のおかげで782円で1年間使用することができます。更新は解約手続きをしない限り自動で更新されます。どうせずっとドメインを持っておくなら自動更新が手軽。これで購入が確定します。 

最後まで候補として残ったスタードメインは安さの秘密なのかスタードメイン内の仮想マネーのようなネットオウルプリペイドというのを購入してそれをドメイン代金にするという煩わしさから候補から外れました。しかも自動更新の説明も載っていなかったので。

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これでブログのアドレスが「appscore.org」に。いままでのアドレス「appscore.blogspot.com」を開くと「appscore.org」が表示されます。

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独自ドメインへの完全移行は3日後までには有効となるとあります。ぼくの場合3日ないくらいで完全移行したようでした。それまでは新しいアドレスと古いアドレスのページが混在していました。ちなみに記事数は800弱です。

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そして気になるドメイン変更によるGoogleの検索結果の影響について。このように「Google検索結果に表示される位置には影響しません」とあります。

 以上が購入、導入経緯です。導入はGoogleがやってくれるのでただドメインを購入しただけ。はっきり言って10分で終わります。だってドメイン名を決めて購入するだけだから。

というわけでドメインが変わったApps Coreですが、これからもiPhoneやiPad、Macアプリなど、これはおもしろいとか新しいとか、そういうものを紹介していけたらと思っています。文章も下手で更新も不定期ですが暇なとき覗きに来てください。よろしくお願いします。

  @tYabeeより

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