おそらくほとんどのiPhoneユーザーがインストールしているFacebookアプリ。使用頻度もなかなか多いのではないでしょうか。そんなFacebookアプリがiPhoneの動作の重い原因、そしてバッテリーの消耗に関係しているという話。
Facebook app is draining your iPhone’s battery によるとFacebookアプリはバックグラウンドでも頻繁に通信していてCPUの使用時間も多く、バッテリーに悪い影響を与えていると。2つの異なるiPhoneでの検証とその対策をみてみましょう。
ホームボタンを押してFacebookアプリを終了してから2時間の計測結果です。フラグの説明の「Run in background」を見てもらうとわかるように、Facebookアプリはバックグラウンドで定期的に動作していることがわかると思います。
バックグラウンドで動作を開始して10秒後にスリープしてから、また起動を繰り返していますね。
この結果からCPUの使用時間がDTMobileISの2倍になっている原因でしょう。アプリを起動していなくてもバックグラウンドでCPUを消費しているのだから当然ですね。
設定でチャットをオフにして計測してみても変化なく頻繁にバックグラウンドで動作しています。要するにFacebookアプリはバックグラウンドで常にアクティブになっているということです。
これはFacebookアプリの機能上いたし方ないことだとも言えます。
1つはPandoraなどラジオアプリの音声をバックグラウンドで再生する機能で、2つ目はSkypeなどVoIPアプリに必要なバックグラウンドで待機する機能です。この2つの機能はVoIPアプリには必要な機能で、バッテリーとのトレードオフになっています。
そしてFacebookメッセンジャーアプリも同じく。
もちろんiPad用アプリもこれまた同じく定期的に動作しています。
じゃあどう対処するか。それは、
1. Facebookアプリの削除
2. Facebookアプリをマルチタスキングバーから削除
頻繁に使用しているならアプリの削除は現実的ではないので、マルチタスキングバーからの削除がおすすめです。方法はアプリを終了させてからホームボタンをダブルクリックするとマルチタスキングバーにアプリの使用履歴アイコンが表示されるので、長押しして削除します。
メモリ管理アプリSysStats Monitor (¥85) の作者である@kimadaさんのつぶやきです。Facebookアプリを終了したら空きメモリが大幅に増えたと。この場合の終了は先程のマルチタスキングバーからの削除ということだと思います。かなりタイムリーなつぶやきだったので参考にさせてもらいました。
こんな感じです。マルチタスキングバーから削除してみてその都度どのアプリがどれほどメモリを解放してくれるのかを調べてみるのもいいですね。
これらからわかるように、アプリを長い時間使用しないのであればマルチタスキングバーから削除して賢くメモリを管理したいものです。
無料で使えるiPhoneメモリ解放アプリ。
・メモリ解放容量を設定できる無料のiPhoneメモリ解放アプリ「DRMemory」
・3GSでも使えるメモリ開放アプリ「iMemoryGraph」
・起動するとぐんぐんメモリを開放してくれるアプリ「BCPARK SpeedPatch Pro」
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