iPhoneの操作感は跳ねたり、伸びたり、縮んだりと説明書に載っていないような動作が細部に渡って繊細で気持よく、Macも含めてその操作性をユーザーは日頃から慣れ親しみ享受しています。
今回はそのiPhoneを含めたスマホを片手で使う場合のデッドゾーンや親指の動かし方を紹介します。
心地いい操作性とストレスを感じる操作性
これはFacebookのニュースリーダーアプリのPaperを操作しているGif画像ですが、右利きで親指をフックの状態からスワイプさせています。
ほとんどのユーザーの場合この指のポジションで使っているのではないでしょうか。
この操作を見て、自分が操作しているものとして想像してみてください。この操作は快適でしょうか。それとも少しだけ窮屈を感じるでしょうか。
一回の操作だけでなく繰り返し操作しているのを想像してみてください。
親指がストレスなく動く可動域
これは4インチのiPhoneでの親指の可動エリアを表した画像です。
緑が快適に操作できるエリアで、オレンジが少し窮屈さを伴うエリア。そして赤い部分は非常に操作がしにくいエリアとなります。
左上の赤いエリアはブラウザの戻るや、イメージビューアを閉じる場合に使用しているアプリに心当たりがありますよね。
では日本では馴染みのないアプリですがPaperの2つの画面に先程の画像をはめこんでみましょう。
悪くない操作性ですが改善の余地はありそうです。
こちらが提案された改善後のはめ込み画像。
Paper上部の情報が少なくはなっていますが以前よりは、より自然な操作ができる領域が増しているのがわかり、また、斜めに操作していますが自然な親指の動きを感じることができると思います。
これだと距離が短くて画面を叩いているような操作になりがちで滑らかなスワイプとはいえませんよね。
右利きと左利きで異なる"スライドでロック解除"の操作感
今回紹介した親指の可動域の画像はiPhoneの"スライドでロック解除"にももちろん当てはまります。
そういう意味ではiPhoneのロック解除は左から右へ解除するいわゆる"右利き仕様"の操作となっていて左でiPhoneを持った状態でのロック解除はやや操作しにくいということになりますね。
また、右利きにとってはパスコードの数字は4、5、7、8辺りは押しやすくOKはやや押しにくいということにもなります。
そして片手で持った状態での指紋認証もやや操作しにくいともいえるでしょう。
Tweetbotのイメージビューア
あの気持ちいいTweetbotのフリックできる画像ビューアを採用したRSSリーダーUnreadで紹介したTweetbotのイメージビューアのあのフリックで投げ飛ばす操作性を今回のものと照らし合わせてみるとその気持ちいい理由の1つが垣間見れるのではないでしょうか。
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参照元 : Facebook Paper's gestural hell - Scott Hurff
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