iPhoneアプリでも数多くのクライアントアプリが存在するRSSサービスFeed Wrangler。有料サービスですが$19/年という他サービスと比べて比較的安価ということもあってかユーザー数も多く、またそれにより多くのiPhoneクライアントアプリが存在します。
そのFeed Wrangler、Googleリーダー終了後に使い始めて先月1年が経ちました。そこでFeed Wranglerで使えるフィルター機能やスマートストリーム機能を紹介したいと思います。
1年通してほぼ不足なく使えた
サービス当初、ぼくが使い始めた当初に比べるとユーザー数が増えサーバーの増強が数回行われました。ほぼ毎日使ってきましたがダウンしたことはほとんどなくFeed Wranglerに対しての悪いイメージは持っていません。
ダウンしたといってもせいぜい6時間程度で大きな問題はなかったと記憶してます。1番重かった時期はReeder2がローンチしたときでおそらくは新規ユーザーが激増した時期とかさなると思います。激増した理由のひとつにはおそらく、Reeder2のApp StoreスクリーンショットでFeed Wranglerが最初に、1番上に表示されていたからではないかと勘ぐっています。
あと不具合といえば特定フィードの取得したフィードがダブっていたぐらいで、それもいまでは表れないようになりました。ほんの一部のフィードだけでしたけどね。フィードの取得数についてはこんなに違った5つのRSSリーダーのフィード取得数と取得漏れで扱いました。
1. iPhoneアプリとスマートストリーム
Feed Wranglerにはオフィシャルアプリが存在します。名前そのままFeed Wrangler。このアプリが存在する意味はフィードの消化にありません。一応フィードも見れることは見れるんですが、スマートストリーム専用のアプリと思ったほうがいいでしょう。
スマートストリーム、読んで字のごとくスマートにフィードを管理するために容易されたFeed Wranglerの機能の1つ。このiOSアプリではそのスマートストリームの管理、つまり削除と追加を手軽に行うことができます。さて、このスマートストリームなにが便利なのか、どう使えばいいのか。
フィードの内容というのはある意味、水モノで内容は目まぐるしく変化します。流行り、そして最新のネタを我先にとアップしては数日の後そのネタはもうお古となっている状態で効率よく、そう、効率よくフィードを読めるように使うのがスマートストリーム。
使い方は至極簡単で、キーワードを登録するだけ。そのキーワードが含まれたフィードをまとめて管理するのがスマートストリーム。たとえば"ソフトバンク SoftBank"と登録しているとその両方のキーワードが入っているフィードがルールに沿ってまとめられます。ここでは「ソフトバンク」と「SoftBank」両方のキーワードが入っているというルール。
この画像のようにキーワードは複数登録可能でスペースで区切ります。
同じジャンルのキーワード毎に読めば高速にフィードを処理できる
たとえばアップル関連のフィードばかり購読しているといってもいろんなテーマを扱ったものがあります。それをひとくくりにしたものがスマートストリームの仮想フィードというわけ。
また、今で言えばiPhone6の話題が連日のように多くのサイトで扱われており、もちろん内容はどこもほとんど同じものばかり。それじゃスマートストリームでまとめて読みやすく、また一度にすべて既読にできるというメリットがあります。バラバラに散らばっているよりこちらの方が断然スマートに読めます。
というわけでiPhoneアプリのFeed Wranglerはこの水モノを処理するのに敵しているし、そのキーワードのブームが過ぎれば削除し、また新たな話題のスマートストリームを作成する、とこんな感じ。その管理をアプリから管理できるというわけです。ちなみにぼくは現在18のスマートストリームを作成してます。
演算子: AND/OR/NOT/ (")
スマートストリームでは一般的な演算子の使用も可能です。Google検索などでお馴染みのものです。AND検索は上で紹介したものがそれ。
OR検索
「ソフトバンク OR SoftBank」・・・いずれかのキーワードを含むフィード
NOT検索
「ソフトバンク -SoftBank」・・・マイナスが付いたキーワードを含むフィードを除外する
(”) ダブルクォーテーション
「"Apps Core"」・・・キーワードが単語と単語など複数の単語で構成されている場合はダブルクォーテーションで囲んで1つの単語とみなします。
検索の一例
「(donuts OR "french fries") AND NOT "ice cream"」
2. Feed Wranglerのフィルター機能
つづいての目玉機能はフィルターです。フィルターを使えばフィードを読む上でノイズを少なくして読むことができます。フィルターに引っかかったキーワードを含むフィードは自動で既読となり、普通それらはフィード上には表れません。見たくないフィードはフィルターを駆使します。
ただし、もちろんそのキーワードを含むフィードの中には必要だったものが存在していた可能性もあるのでフィルターは慎重に選択する必要があります。ま、見えないから知ることはないのでノーダメージですが。
フィルターはiPhoneアプリでは作成できないのでFeed Wranglerのサイトから行ってください。この画像の場合カンマで区切ったキーワードのどれか1つが含まれていればそのフィードは自動で既読扱いとなり見えなくなります。
また、スマートストリームの時に使った演算子も使用可能です。「PR:」とか「Sponsor」などが定番のキーワードでしょうか。
3. ポッドキャストサービス: Pod Wrangler
Feed Wranglerのサービスの1つとしてまだBETA版ですがポッドキャストサービスがあります。これはFeed Wranglerのネットワークを使用したサービスでだれでも無料で使用し始めることが可能です。
Feed Wranglerユーザーは広告なし、プッシュ通知、購読数の縛りがなくフル機能を使うことができ、iPhoneアプリPod Wrangler - Podcasts Made Easy. (無料)も容易されているので使わない手はないでしょう。
4. クレジットカード決済による自動更新とiTunesカードが使える点
Feed Wranglerのサイトのアカウントからクレカによる決済に対応しました。これまではApp Storeのアプリ内購入での更新にみでしたがこれからはクレカ払いによる自動更新も可能です。自動更新はオン・オフの設定ができます。
クレカ決済のみというRSSが一般的な中にあって、iTunesカードで決済できるというのもFeed Wranglerのメリットの1つですね。
まとめると
まとめると、豊富なクライアントアプリがあって、有料としては安価な$19で、更新が多いフィードでも取りこぼしはなく、安定した動作、スマートストリームとフィルターを駆使すればさらに快適にフィードを管理でき、Pod Wranglerも使えて、そしてiTunesカードで支払いができる、とこんなもんでしょうか。
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