iPad Air 2の目玉といえばディスプレイの改良も挙げられます。これまでよりも鮮やかに映し出し、かつ見やすくなったスクリーン。
そのiPad Air 2の新しいスクリーンには「反射防止コーティング」というものが施されているんですがその実力はいかほどのものなのか。The iPad Air 2: A host of hidden upgrades in one skinny packageで地道に検証したものがあったので紹介したいと思います。
直射日光の下で新旧iPad Airのスクリーンを比較: 世界で最も低い反射率
ほとんど屋内でしか使用しないならiPad Air 2の反射防止コーティングの出番はあまり多くないかもしれません。しかしモバイルネットワークに接続できるiPad Air 2なら屋外で使うことを目的として購入しているはずで、特に晴れた直射日光の下でどれだけ使えるかということは結構重要だったりします。
アップルもこう言ってます。
iPad Air 2の息をのむほど薄いシルエットを作り上げるために、私たちはRetinaディスプレイを設計し直すことから始めました。3層だったものを1つに統合することで、ディスプレイが一段と薄くなっただけでなく、画質も改良され、より鮮やかな色をより優れたコントラストで映し出します。さらに反射防止コーティングを加えたことにより、iPad Air 2はタブレットのディスプレイとして世界で最も低い反射率を実現しました。
iPad Air 2には、特別に開発された反射防止コーティングが施されています。光の映り込みを56パーセント抑えたことにより、世界で最も反射の少ないタブレットを実現しました。オフィス、教室、屋外といった、ほとんどすべての環境で、あらゆるものがより鮮明に映し出され、より読みやすくなります。
ではこの反射防止コーティングがあるのとないのでは、新旧iPad Airの画面の見やすさにどれだけ影響してくるのでしょうか。
iPad Airの場合(反射防止コーティングなし)
画像元 : The iPad Air 2: A host of hidden upgrades in one skinny package
iPad Air 2の場合(新しいディスプレイ+反射防止コーティングあり)
画像元 : The iPad Air 2: A host of hidden upgrades in one skinny package
これは画面輝度を最大にして、日光を故意に写り込ませて上手く撮影し比較しているものですが、明らかに反射防止コーティングが施されたiPad Air 2の方がその反射が軽減されているのがわかると思います。
iPad Airではなにが画面に表示されているのか判別がほとんどつかないのに対してiPad Air 2はといえば視認できる範囲をキープしていますね。
新旧iPadを並べて比較
こちらの場合でも先ほどのように反射防止コーティングが効いているのでしょう、右のiPad Air 2のスクリーンに軍配があがるます。この違いがタブレットとして世界一反射率の低いディスプレイの実力のようです。
ちなみにこの反射防止コーティングテストを写真に収めるのには相当難しかったとArs Technicaのチームは語っています。
なので恐らく、新改良されたiPad Air 2の新しいスクリーンとこれまでのiPadのスクリーンの比較は目視では比較することができても、それを写真で伝えるとなるとなかなか難しいのではないでしょうか。
ただしかし、反射防止コーティングの比較が写真で確認できたということだけでも幸運でした。
ちなみに
スクリーンの感度も向上したので、特にすばやいジェスチャーを使った時に、あなたの指の動きをさらに正確に追うことができます。そのため、ゲームで遊ぶ、ネットサーフィンをする、写真やビデオを楽しむといった、あなたがするあらゆることが、よりパーソナルで臨場感にあふれた、もっと夢中になれる体験になります。
らしいです。
スポンサードリンク
スポンサードリンク
0 件のコメント :
コメントを投稿