もうメールの添付ファイルが大きすぎるから送信できないのではないかとかのそんな心配はMacではなくなってしまうでしょう。なぜならMail Dropがあるから。
それではYosemiteの便利なメール新機能であるMail Dropの機能と使い方を見てみましょう。
Mail Dropでは5GBまでのサイズの添付ファイルも軽々と送信
動画ファイルや高画質で複数の画像ファイル群はこれまでメールで送信しようとなると多くても20MB前後までしか送信することができませんでした。Gmailでも30MBも添付できなかったと思います。
しかしこれからはそのファイルサイズを気にすることなくYosemiteのメールではファイルの送信が可能になりました。しかも添付するにはその大きいサイズのファイルを送信メールにドラッグ&ドロップするだけ。あとはMail Dropが勝手にやってくれます。
このように送信メールに大きいサイズのファイルをドロップすれば「Mail Dropを使用」というウィンドウがYosemiteでは表示されるようになりました。
メール受信者は2種類の受け取り方がある
Mail Dropで送信されたメールを受信する場合2種類の受信方法があります。1つ目は相手がYosemiteユーザーである場合にはこれまでの添付ファイルと同じようにそのまま添付ファイルをメール内で閲覧できます。
2つ目はYosemiteユーザー以外、WindowsやiOSなどのモバイル端末で受信する場合はダウンロードリンクが記載されリンク先からその添付ファイルへアクセスします。
後者の場合のメリットを考えるときも、Mail Dropは送信者にとっては大容量ファイルを送れるサービス先を選択し、ファイルをそこへアップロードしてリンクを得るという手間がかからず、Macのメール内でしかも半自動でやってくれるということが大きいのではないでしょうか。
受信する側にとってもYosemiteユーザーなら大容量ファイルでもこれまでのようにメール内に添付されているということがすばらしい。
Mail Dropでの送信ができない場合
iCloudにサインインしているとMail Dropが使えるので、ビデオ、プレゼンテーション、画像フォルダといった大きなファイルを、サービスプロバイダのサイズ制限を気にすることなく送信できます。
アップルの説明ではiCloudにサインインすればということですが、ぼくの場合iCloud Driveにアップグレードすることで使用できるようになりました。それまでは「送信できませんでした」と失敗を重ねていたんですよね。
システム環境設定のiCloudからiCloud Driveを有効にします。ちなみにぼくの場合有効になるまで数分かかりましたね。iOSはあっさりだったんですが。
iCloud Driveを有効にすることでMail Dropが無事使用できるようになったわけなんですが、もし送信できないならiCloud Driveを確認してみてください。
そして試しに添付してみた60MBのファイルの送信、そして受信もめちゃくちゃスムーズに行えました。
YosemiteのMail Drop、フィーチャーされている機能ではないようですが結構強力です。
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