音声アシスタントはその起動のしやすさや応答スピードが使用上非常に重要です。起動という面ではそれぞれにHey SiriとGoogle Nowが用意されていますがバッテリーの問題から敬遠されがち。
それではレスポンスにおいてはiPhoneの音声アシスタントSiriとAndroidの音声アシスタントの応答スピードではどちらが優れているのでしょうか。
Daring Fireballより。
I've noticed over the past year that Siri is getting faster — both at parsing spoken input and returning results. I use iOS's voice-to-text dictation feature on a near-daily basis, and it's especially noticeable there. I've been using a Moto X running Android 5.0 the past few weeks, so today I did a side-by-side comparison between Siri and Android's Google Voice Search, asking both the simple question, “What temperature is it outside?” Both phones were on the same Wi-Fi network. Siri was consistently as fast or faster.
Daring Fireball: Siri Improvements
音声入力のレスポンスをみることで、昨年Siriが以前よりも高速化されていることに気づきました。わたしは日頃音声入力で文章を書いていますがそこでは非常に顕著に表れます。
そこで、日常的に使う簡単な質問「外の気温は?」という質問でiPhone6のSiriとAndroid5.0のMoto X(2014)のGoogle音声検索で比較検証してみました。
どちらも同じWi-Fiネットワーク上でテストしたがGoogle音声検索よりもSiriの方がデッドヒートではあるが一貫して高速でした。
これがSiriとGoogle音声検索の応答スピードを検証した動画。
たしかに僅差ではあるけれど音声アシスタントの応答スピードとしては大きい差といえるかもしれない。ブラウザだって1秒もないレスポンス差なんだけど結構印象が違ってくる。
毎日音声アシスタントを使っているユーザーにとってみればテストはしないまでもその差を直感で感じ取って使い分けているのかもしれない。
ちなみにぼくのiPhone6とAndroid5.0で対決してみたけど面白いぐらいにこの動画とまったく同じ結果。デッドヒートなんだけどSiriが勝つ。
以前にiOS8にて音声入力が地味にアップデートされていた件を紹介したんだけど、多くのユーザーにとってまだまだ馴染みのない音声アシスタントだけどそこは着実に使いやすくなっているんだなと。
ちなみに今回の質問の「外の気温は?」って一度も聞いたことなかった。よく「今日の天気は?」とか明日のとかは使ってるんだけどね。
ぼくの場合寒がりで外の気温ももちろん参考にしてるつもりだけどそれは体感で感じて判断してたし、なによりこの時期に長袖はないでしょ、とか春到来の3月も下旬なのにニットはないでしょ、とかでそこはぼくの服が目に入るひとのために空気を読んで服選びをしているからほとんど外の気温なんてSiriに尋ねたことがなかった。
え?まだヒートテック着てるの?とかもよく言われるしそして笑われる。ヒートテックは見えないから。
僅差ではあるけれど今回はSiriの勝利。そして音声アシスタントにより出された結果を音声だけでなく画面から認識するのはユーザー自身だけれどその情報認識のし安さにおいてはSiriとGoogleどちらに軍配が上がるのでしょうか。いくら高速でも認識し辛いと本末転倒です。
そう考えると音声入力って言葉を話しながらも入力が間違っていないか、正確に認識されているのかを同時にユーザーがチェックしているわけだけどそれを鑑みてもメリットは大きいのでしょうか。
ちなみに口開くのがだるいときってありますよね。末期症状ですね。
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