iOS9ではiPhoneのバッテリーの電力消費を抑える低電力モードが搭載されオン・オフで切り替えて使えるようになりました。
そしてもうひとつバッテリーの消費を抑える機能がiOS9にはあって、それはフェイスダウンモードといいます。さてさてどんな機能なのでしょう。
iOS 9's battery saving Facedown Detection featureiphonehacks.comより。
http://www.iphonehacks.com/2015/09/ios-9-facedown-detection-feature.html
フェイスダウンモードとはiPhoneを裏返して置くこと。iPhoneの画面を下にして、つまりうつ伏せの状態にすることを意味します。
iPhoneをうつ伏せの状態にすると通知が来ても画面の点灯がなくなりバッテリーの延命が図れるわけです。
意思表示としてiPhoneを裏返して置くことで自動でフェイスダウンモードに入り、バッテリーの消費が大きい画面の点灯を極力少なくすることが、iPhoneを裏返すという行為のみで作動させることができます。
そしてこのフェイスダウンモードは、低電力モードのオン・オフに限らず、いつでもiPhoneを裏返すことで動作します。
そしてここからが本題。iPhoneを机の上に裏返すということは勘のいいiPhoneユーザーなら「環境光センサーか接近センサーで動作してるんでしょ?」と勘ぐりたくなるわけですが、残念でしたと言わねばなりません。
次の動画をみてください。
これはフェイスダウンの動画条件をテストした動画ですが、透明なテーブルの上、そしてiPhoneを宙に浮かせたテストしたもの。
そう、見ておわかりのように環境光センサーや接近センサーではなくモーションセンサーによって動作していることが判明しました。
つまり、iPhoneを仰向けにして環境光センサーと接近センサーを覆ってもフェイスダウンモードにはならないし、iPhoneをポケットに入れていても動作しないことがわかります。
フェイスダウンモードでは1時間のバッテリーの延命が計れるようで低電力モードに比べるとその効果は少ないものの、iPhoneを裏返すというただその行為だけで作動するというスマートさがよくできていると思います。
また、iPhoneといえども”表向き"は代わり映えしないただのスマホの画面なのに対し、普段はほとんど目にすることのない美しいiPhoneの背面を見せつけるフェイスダウンモードはユーザーにとってもニヤリとなる瞬間が生まれるかもしれないし、もしかすると、iPhoneを常にうつ伏せの状態で使ってみることは「意外に不便じゃない」ということになるかもしれません。
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